ヨーグルトで腸の健康を
ヨーグルトは健康に良いと、古くからいわれていますが、ヨーグルトに含まれる『乳酸菌』が腸に良いということは知っていましたが、それ以外にも様々な健康効果があることはあまり知らずに食べていました。
ヨーグルトの主な健康効果は以下になります。
- 整腸作用
- 美肌効果
- 免疫力の強化
- 花粉症の予防・改善
- インフルエンザの予防
- 潰瘍性大腸炎の改善
- アトピー性皮膚炎の緩和
- コレステロール値の低下
ヨーグルトで腸内フローラを整える
腸内には、体に良い働きをする『善玉菌』、体に悪い働きをする『悪玉菌』、どちらにも属さない『日和見菌』の3つが存在します。日和見菌というのは、善玉菌とも悪玉菌ともいえず腸内菌のバランスが崩れてしまうと悪玉菌に味方をして、便秘になったり腸内が炎症を起こしてしまったり、悪い影響を及ぼします。
そこでヨーグルトの登場です。ヨーグルトに含まれている乳酸菌は善玉菌の一種であり、ヨーグルトを食べることにより腸内環境が整えられるということです。
また、腸の中を顕微鏡で拡大して見てみると、まるで植物が群生している「お花畑(Flora)」のようにみえることから、『腸内フローラ』と呼ばれるようになりました。(腸内フローラ=腸内細菌叢)
ヨーグルトを食べるなら食前・食後どっちがいい?
ヨーグルトに含まれる乳酸菌の種類は、商品によって異なります。
- 明治ブルガリアヨーグルト(LB81乳酸菌)
- ナチュレ 恵(ガセリ菌SP株/ビフィズス菌SP株)
- ビヒダス(ビフィズス菌BB536)
- カスピ海ヨーグルト プレーン(クレモリス菌FC株)
腸が活発に活動するのは寝ている時間帯の夜中なので、一日の食事の中で食べるなら夕ご飯の時が良さそうです。善玉菌の栄養源となるオリゴ糖も一緒に摂ると効果的なので、わたしはオリゴ糖が含まれている「蜂蜜」を加えています。更に、食物繊維たっぶりの「きな粉」も入れて、いつもヨーグルトを食べています。
食前にヨーグルトを食べる
ダイエットを優先させるなら、食前にヨーグルトを食べて胃を膨らませてから、食事を摂った方が良いと思います。空腹時の方がカルシウムの吸収率がいいので、カルシウムを摂取したい方にも食前がオススメです。
食後にヨーグルトを食べる
健康効果を優先させるなら、食後にヨーグルトを食べた方が良さそうです。乳酸菌は胃から分泌される胃酸の影響を受けてしまうので、先に食事を摂って胃液を薄めてからヨーグルトを食べた方が、より効率的に乳酸菌を生きたまま腸に届けることができます。
胃酸の影響を受けて死んだ乳酸菌にも腸内フローラを整える効果はありますが、わたしは健康効果に重きを置いているので、食後に食べるようにしてます。
まとめ
ヨーグルトは、2週間ほど毎日食べ続けることで腸内環境が変わってきます。色々な銘柄のヨーグルトを試してみて、自分に合った銘柄のヨーグルトを見つけるのが良いと思います。
コメント